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44歳男性の初診時正面観。
初診時パノラマX線写真(顎全体を一度に見ることができる)。ブリッジの支台となっている右下の一番奥の歯と奥から三番目の歯が重度の虫歯となり、抜く必要があると診断された。
同じ患者さんの右側面観。虫歯で抜く予定の歯の上にはブリッジがあるため、肉眼的には問題が無いように見える。
ブリッジを除去すると、右下一番奥の歯と奥から三番目の歯が虫歯で保存不可能なことが確認できた。さらに、奥から三番目の歯は縦に割れていた。
保存不能となった2本の奥歯を抜いた後、前から抜けていた奥から二番目の歯を含め、連続した3本の欠損歯を3本のインプラントで修復することになった。これはインプラント埋入時に適切な位置や方向を示すために用いるサージカルテンプレートと呼ばれる装置。
サージカルテンプレートで示される埋入方向や位置が適切かどうかを確認するため、金属製の棒を取り付けたところ。
サージカルテンプレートを口の中に装着した状態で撮影したパノラマX線写真。金属棒が残っている歯と埋入予定のインプラントの位置関係を示す。歯に近づき過ぎたり、傾斜が不適切だと思われれば、修正した上で再度X線写真で確認する。
インプラント埋入手術(一次手術)を終了し、傷口を縫い合わせる直前の状態。この患者さんでは、通法にしたがって約3ヶ月の治癒期間を経てからアバットメント連結手術(二次手術)を行うことにした。
二次手術終了後約2週間の時点でインプラントブリッジを作るための印象採得(型どり)を行った。写真は型どり用の装置をアバットメントに取り付けたところ。
印象採得が終わり、3本のインプラントの3次元的な位置関係を精密に模型上に再現する準備が整った。
石膏で作る模型上で歯ぐきを模した部分を作るため、ピンク色のゴムを流し込んだ。
石膏を型に流し込んで作った作業用模型。
作業用模型上でワックスを用いて、最終的な歯の形を作った。一旦完全な歯の形を与えてあるが、この後にセラミックスに置き換える部分のみを削りとる。
ワックスからセラミックスが入る部分を除去した後に、鋳造してできたメタルフレームワーク。この上にセラミックスを焼き付けることにより、セラミックスの厚み、強度そして審美性が最適となる。
完成し、口の中に装着されたインプラントブリッジ。
インプラントブリッジが入った状態でのパノラマX線写真。サージカルテンプレートで示された通りに3本のインプラントが埋入されていることが分かる。
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